アヨーディヤー (ヒンディー語:अयोध्या、英語:Ayodhya、アヨーデャーとも)はインドの古都。ウッタル・プラデーシュ州北部に位置し、7Km西にファイザーバードの街がある。古代コーサラ国の初期の首都とされ、叙事詩『ラーマーヤナ』の主人公ラーマ王子の故郷としても知られる。その名は「難攻不落の都城」を意味する。アヨーディヤとも表記されるが、現地語の名称では最後の音節は長母音である。
古代にはサーケータという名でも知られた。ヒンドゥー教ではインドの七つの聖なる町の筆頭とされている。現在この町を含めた広い地域を示すアワド地方(かつての藩王国の名に由来)の名の起源であり、またタイ王国 タイの古都アユタヤもアヨーディヤーの名に由来する。
アヨーディヤーの詳細