『汕頭市』より : 汕頭(スワトウ、Swatow)は中華人民共和国広東省東部の地級市(地区クラスの市)である。面積2064 平方キロ、人口 484.64万人。普通話の発音は「シャントウ」だが、日本では現地の発音どおりスワトウで知られる。昔からスワトウ刺繍が有名である。
広東省東部沿海に位置し、西と南は掲陽市、北は潮州市に接する。東は南シナ海である。海上に浮かぶ 南澳島も市域に属する。
汕頭の市区部は古代には沿海沖積地だった。宋には村落が形成され、掲陽県に属した。元代になると大きな漁村が形成され、厦嶺といった。明初には蓬州守御千戸所が設置され、嘉靖年間に澄海県が設置されると澄海に属した。清の康熙年間に沙汕頭砲台が築かれ、 雍正年間には汕頭と簡称するようになった。
汕頭の詳細