『蘭州市』より : 蘭州(らんしゅう、Lánzhōu)は中華人民共和国甘粛省の省都。面積14,620平方キロ、人口320万人。雅名を金城といい、石油工業が発達している。
市域は海抜1,600メートルにあり、市内を黄河が東西に流れる。市街地は黄河に沿って20キロに渡って細長く延び、黄河には12の橋がかけられている。近隣の都市としては、約220キロ北西の武威、170キロ西の西寧などが挙げられる。
蘭州地級市(地区クラスの市)は5市区と3県を管轄する。
市区 城関区、七里河区、西固区、安寧区、紅古区
県 永登県、楡中県、皋蘭県
古くからシルクロードの要衝で、秦の昭王の時代に隴西郡の地となり、漢代に金城郡が設置された。このため金城が蘭州の古名となった。隋代の582年、蘭州が設置されて現在の名称になった。清代に甘粛布政使が駐在した。
蘭州の詳細